「地震大国に原発いらない」/原発をなくす全国連絡会が新宿でパレード

 全日本民医連や全労連などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は3月9日、「地震大国の日本に原発いらない」と訴え、東京のJR新宿駅周辺でパレードを行いました。福島の20人を含め200人が参加しました。

 東京電力福島第一原発事故から14年。今なお故郷に戻れない人々がいるにもかかわらず、政府は第7次エネルギー基本計画に「原発の最大限活用」を明記し、原発推進に転換しました。

 参加者は「地震で危ない原発止めろ」「再稼働より被災者守れ」「ALPS処理水海に流すな」「原発ゼロの未来をつくろう」などとアピールしました。

 ※原発をなくす全国連絡会は現在、「原発ゼロと再生可能エネルギーへの転換を求める請願署名」に取り組んでいます。請願項目は、①原発推進政策を撤回し、再エネ・省エネ中心のエネルギー政策に転換すること②原発の稼働を停止し、原発の再稼働・新増設は認めないこと③原発依存から脱却し、原発ゼロに向けた法整備を行うこと――の3点。